ターミナルはrxvt-unicodeをビルドして使用しています
これはX11のアプリなのでMacの標準のインプットメソッド経由では日本語を入力することができません
今までほとんど困ることはなくて、必要なときはコピペで対応していました
ただ最近ここをvimで書いていることもあり、MacUIMをインストールして入力できるようにしました

  1. まず上記サイトからダウンロードしてきたアーカイブをインストールします
  2. 次に System Preferences -> Language & Text -> Input SourcesMacUIM (Japanese) のチェックを入れる
  3. System Preferences -> MacUIM を開いて
    1. General -> Input MethodMozc を選択
    2. Helper -> Use Helper-Applet をチェック (メニューバーに状態が表示される)
    3. Uim -> Global settings -> Specify default IM をチェック
    4. Uim -> Global settings -> Default input methodMozc を選択
    5. 右下の Apply ボタンを押す
  4. ~/.xinitrc.d/uim-xim.sh に以下の内容で起動スクリプトを配置する
    このファイルを追加することでX11の起動時にUIMが起動する

    #!/bin/sh
    /Library/Frameworks/UIM.framework/Versions/Current/bin/uim-xim &
    
  5. ~/.bashrc にでも以下の環境変数を追加する
    X11でurxvtしか使わないのであればこれでOK
    他のアプリでも使用する場合は他からも見える位置で環境変数を定義する

    export XMODIFIERS="@im=uim"
    export GTK_IM_MODULE="uim"
    
  6. urxvtの起動時に -pt OffTheSpot を追加する

とりあえずここまででデフォルトの Shift+Space を使用すれば日本語入力ができるようになっているはず
ここからはおまけ
Input sourceはMacUIM固定で Cmd+Space を日英の切り替えに使用したければ以下の設定をする

  1. System Preferences -> Language & Text -> Input Sources を開いて
    1. Input source shortcuts にあるショートカットを無効にする
    2. Input source optionsUse the same one in all documents を選択
  2. ~/.uim.d/customs/custom-mozc-keys.scm をエディタで開いて以下の部分を編集する

    (define mozc-on-key '("<Meta> "))
    (define mozc-on-key? (make-key-predicate '("<Meta> ")))
    (define mozc-off-key '("<Meta> "))
    (define mozc-off-key? (make-key-predicate '("<Meta> ")))
    
  3. System Preferences -> MacUIM を開いて

    1. Uim -> Global settings -> Enable input method toggle by hot key のチェックを外す
    2. Uim -> Mozc key bindingsonoff<Meta>space になっていることを確認
    3. 右下の Apply ボタンを押す

以上で Cmd+Space の入力でネイティブでもX11でも日本語入力の切り替えをすることができるようになりました