AnniversaryUpdate適用後にNW-E052が認識されなくなる問題の対応

何が起きたか

妻のマシンをWindows10へアップデートしたあとしばらくしてから(AnniversaryUpdate適用後)、Walkmanが使えなくなったと言われました。 具体的には以下のような画面が表示されたので本体の初期化をしたが状況が改善されない、ということでした。

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通常WalkmanはUSBメモリと同じようにエクスプローラに表示されるのでプロパティを確認してみると、 このようになっていてドライブとして正しく認識されていないようでした。

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コンピュータの管理から確認してみるとこう。ボリュームが無いように見えます。

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公式の情報

Windowsのアップデートをする前は特に問題なく使えていたということでした。 アップデートが原因だとはあまり考えられないのではと思ったのですが、調べてみたら公式のアナウンスを見つけることができました。

ここにはE080/S10/S770/S780で問題が起きること、これらのモデルはソフトウェアアップデートで対応することが書かれていました。 手元のNW-E052でも同様の問題が起きていましたが、サポートが切れているためかここでは触れられていませんでした。 また当時は暫定の回避策の情報もなかったので打てる対策がない状況でした。

見つけた対応策

買い換えるしかないのかなぁと思ったのですが、なんとか回避できないかと思ってしつこく調べていたら 認識するようにできたという情報 があったので試してみました。 結果的にあとからアナウンスされた公式の回避策も含めて以下の2通りの方法があります。

  1. Windows10以外またはAnniversaryUpdate未適用のPCでフォーマットする。 (公式)
  2. MiniTool Partition Wizard というツールを使ってWalkmanのボリュームに対し Set inactive という操作をする。 (非公式)

環境を用意できる人は1の公式の対応策に従ってください。 ただこの公式の方法ですが、普通の人は他のPCを用意できない場合が多いと思います。 が、AnniversaryUpdate適用済みのPCでも復活させる方法を偶然見つけたのでこちらも書いておきます ...

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秋月電子で買えるIGZO液晶のケースを作ってみた

前回 動作確認をした液晶ですが、ケースの加工の見積もりを依頼した業者がどうも信用できない印象だったのでキャンセルしました。 レーザーカッターを使わせてもらえる場所がいくつかあるので、そこを利用して自作することにしました。 そのうちリーズナブルで講習を受ける必要もないし場所も職場とそれほど離れていなかったため FabCafe Tokyo でカットしてもらうことにしました。

レーザーカッター の説明にあるように、Drop-inでの利用は10分800円。 データの作成方法は簡単にですが FAQ に書いてありました。 ただ見るべき場所が分散しているので、FAQからの抜粋と今回実際に利用してみてわかったことをまとめておきます。

素材について (主にアクリル板について)

  • 800x450mmまでの素材をカット可能
  • アクリル板の場合、厚みは最大5mmまで
  • 上記の制限内であれば持ちこみ可能
  • 150x150mm、2mm厚のアクリル板は店頭で購入できる

データについて

  • 図面のデータはIllustrator CS4形式を推奨
  • カラーモードはRGB
  • カットしたい線の太さは0.01pt、色はRGBで255,0,0
  • カットする順序を変えたい場合は赤と緑以外で別の色にしておく (今回は0,255,255を使用)
  • 彫刻する面は、線無し、塗りつぶしの色は0,255,0
  • 上記の条件を満たしていればInkscapeで作成したSVGでも可 (今回は問題なかった、ズレる可能性はある)

Inkscapeについて

  • はじめに ファイル -> ドキュメントのプロパティ ...
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秋月電子で買えるIGZO液晶を試してみた

秋月電子で SHARPの7インチIGZO液晶モジュール を購入したらあっという間に届いたので動作確認してみました。 動作確認自体は土曜に終わっていて、本当はアクリルのケースを作成してから記事を書くつもりでした。 が、月曜の夜に見積もり依頼を出して既に木曜の深夜です… メールには2営業日と書いてあったのに何が起きているんだろうなぁと少しイラッときたので先に記事だけ書いてしまうことにしました。 (ちなみに今日くらいから シリコンハウスでも購入できる みたいですね。)

組み立てと接続に関しては付属の説明書を参考にすれば特に問題なく済ませることができると思います。 注意すべきことがあるとすれば、細い方のフレキシブルケーブルのコネクタは、開く方向が太い方とは逆になっていた点くらいです。 あとは単純に壊さないように作業するだけです。(すごく壊れやすそうなので何度も作業したくない感じでした。)

映像の出力機器に関して、とりあえず普段使用している MiniDP-HDMI変換ケーブル を使ってMBAと接続してみたのですが無反応でした。 次にGentooがインストールされているデスクトップと DVI-HDMI変換ケーブル を使って接続してみたら、こちらはうまく表示されました。 MBAが悪いのか、変換ケーブルが悪いのかは切り分けることができていませんが多少相性はあるようです。 Twitterでも報告している人がいましたが接続する機器によっては映らないということがわりと当たり前に起こりそうです。こわいですね。

下の画像はデスクトップに接続して画面を左に90度回転した状態で撮影したものです。 この液晶の仕様でデフォルトでは縦画面の1200x1920で認識されるようです。 なので、横向きで使用したい場合はOS側で画面を回転させてやる必要があります。 (この仕様のせいでおそらくPC以外の機器との接続が難しくなっているのだと思われます。)

Gentoo(Linux)のXでは xrandr というコマンドがあり、これを利用すると画面を回転させることができます。 今回はこのように xrandr -o left 実行しました。

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アクリルケースに関しては、本当はCADやIllustratorを使用して書くのかもしれませんが、木材を使った家具のイメージ作りのために SketchUp を使っていて ...

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新しいサーバ用マシン買いました

実はもう1ヶ月くらい前の話なんだけれど、安定して動作しているので記事にしてみる
今までの環境はHPのMicroServer1台で

  • 録画
  • NFS、Sambaでのファイル共有
  • PPPoEで有線のルータ
  • 無線のアクセスポイント

等のサービスを提供していた
騒音の面もあってこのマシンはリビングから遠くに位置していて、リビングからは無線の電波がいまいちな状態になっていた
遅いだけなら我慢もできたんだけれど、位置によっては切断されたりもするのでアクセスポイントの位置をリビングに移動したかった
ただMicroServerはそれなりにHDDの音がするので移動するわけにはいかず…
普通の無線ルータを購入してもよかったのだけれどいろいろ考えた末、他の機能もこっちに分離するために自作することにした
購入したのは以下のパーツ

  • GIGABYTE GA-J1900N-D3V 11010円 (10%ポイント)
    Celeron J1900 (4 Core, 4 Thread)、Realtek GbEx2
    ファンレスでNICが2つ付いているのがこれくらいしかなかったので必然的に
  • SanMax SMD-N8GNP-13H-D 9561円
    SO-DIMM DDR3-1333 4GBx2 ELPIDAチップ
  • ANTEC ISK-110 VESA 9590円 (10%ポイント)
    小さくてACアダプタだったので

届いた箱たち
box

仮組みしてMemtest中
memtest

最終的にはこんな感じ
見えないけれど裏側に余ってたSSDが装着されている
assembled

今はテレビ台の中に設置されている ...

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