SketchUpをWineで使う

SketchUp を Mac にインストールして使用していたのですが、 Mac のタッチパッドだといまいち操作性が良くありませんでした
大画面でマウスを使って操作したかったのでデスクトップの Linux マシンにインストールしてみました
SketchUp は Linux 版が提供されていないので Wine を使用することになります (公式の FAQ にもしれっと記述があった
WineHQ にも SketchUpのWikiページ があり情報がまとめられています
ただ多少ハマった部分があったのでやったことを残しておく

まず 公式サイト からインストーラを入手する
自分がダウンロードしたのは SketchUpMake-ja-x64.exe だった
インストール後にバージョンを確認したら 15.3.331 64ビット となっていた

デフォルトの Windows XP だとバージョンチェックで起動できないので winecfg を起動して Windows 7 へ変更する
インストールするディレクトリを変えたい場合は WINEPREFIX 環境変数を使ってwine関係のコマンドを実行する
(デフォルトでは ~/.wine ...

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ATmega328を取り外して動作させる

Arduino Uno を使って動作確認をした回路をなにかのケースに組み込んで使いたいときに
Arduino をそのまま組み込むのは大きすぎるし、高いしあまり現実的ではないので
Arduino に使われている ATmega328 を取り外して単体で使えることを確認してみた

まず購入直後の ATmega328 には Arduino として動作させるためのブートローダが書き込まれていないので
Arduino Uno を使ってブートローダの書き込みをしなければいけない
Arduino に搭載されている ATmega328 は 16MHz / 5V で動作しているが、これには外部クロックが必要
それ以外に ATmega328 の内部に搭載されている 8MHz のクロックを使う方法がある
これを使う場合、部品点数が少なくなるし、 5V もしくは 3.3V で動作させることができる
今回は速度は必要ではないしそれで十分なので簡単な 8MHz / 5V を選択
その場合ブレッドボード等は既に持っているので追加で必要なものは ATmega328 と 10μF のコンデンサだけ

参考にすべきページは

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ibusからuim-mozcへ移行

一時期 ibus が色々話題になりましたね *1 *2
僕の環境では ibus-mozc を使っていたのですが、 1.5 系へは移行せず 1.4 系にとどまっていました
このまま放置していてもよかったんだけれど、 Gentoo のリポジトリから 1.4 が
なくなっていることに気がついたので別のインプットメソッドへ移行することにしました

Linux でのインプットメソッドで代表的なものは ibus 、 uim 、 fcitx といくつかあるけれど
Mac で MacUIM を使っているので Linux のマシンでも uim を使うことにしました
ただ Gentoo の公式リポジトリのパッケージでは mozc を uim と組み合わせることができないみたいだったので
自分で ebuild を書くか、他の人が書いたものを使わせてもらうかのどちらかがあるみたいです
今回は wjn-overlay を使わせてもらうことにしました

ここ ...

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SO-02Gの設定色々

SO-02Gを使い始めてから変更した設定まとめ

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Redmineをインストールしてみた

Googleカレンダーに予定を入れるようにしていたんだけれど、カレンダーなので日付を入れなくてはいけなくて
日にちが決まってないけれどやろうと思っていることを入れておくことができないのでちょっと不便でした
Redmine等のプロジェクト管理ソフトを入れるのは大袈裟な気がしていたんだけれどRedmineは以前仕事でも使っていたし
自分のサーバにインストールして使うとなると思いの外選択肢が少ない感じだったのでRedmineを入れてみました

もやっとした要件は

  • サービスでなく、自分のサーバにインストールできること
  • 依存するものが少なく、導入が楽
  • 日付を入れずにタスクを登録できる
  • 優先度を設定できる
  • 日付が入っているものはカレンダーで確認できる
  • スマホからタスクを確認、編集できる

なんとなく導入が面倒というイメージを持っていたんだけれど、手順を見る限り簡単そうでした
ただ、少しハマった部分もあるのでそれは後述 (最新は3.0.1なんだけれどドキュメントが2.xのまま更新されていなかったりする
あとスマホでのタスクの確認はRedmineではできなくて、 RedminePM というアプリから行うことにしました

今回RedmineをインストールするOSにはRubyが入っていないのでRedmine用のユーザを用意して
ホームディレクトリにrbenvをインストール、rbenvを使ってRubyをインストール、Redmineをインストール
と、全て専用ユーザのホームディレクトリ以下で済ますことにしました
また、追加でインストールするものも抑えたかったのでRedmineはWEBRick、SQLite、ImageMagickなし、で動かすことにしました

まずユーザを作って、ログイン

# useradd -m redmine
# su - redmine

rbenvruby-build をインストールする
ここからは全てこのユーザのホームディレクトリ以下で作業

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adb backupのデータを展開する

会社から支給されていた HTL21 の調子がわるくて、最近いつの間にか電源が落ちていたりするので
Xperia Z3 Compact (SO-02G) に変えてもらいました
アプリは手動でインストールし直して済むくらいしか入っていないのでそれでよかっんだけれど
本体に入っている画像等のデータを簡単に抜き出す方法がよくわかりませんでした
Android 4.0 以降からは adb backup が使えるのでそれでデータを抜き出せそうな気がして調べてみたところ
adb backup でバックアップされる独自形式のデータを tar 形式に変換するツールが既にありました

これを使えばバックアップしたデータのうち必要なものだけ抜き出せそう
SD カードになにもかも保存してくれると移行が楽でいいんだけれどなぁ

adb backup [-f <file>] [-apk|-noapk] [-obb|-noobb] [-shared|-noshared] [-all] [-system|-nosystem] [<packages...>]
                             - write an archive of the device's ...
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WiFi機能付き体重計を買ってみた

体重計は元々持っていたのですが最近多少体重が気になってきているのと
あまり頻繁に計らないので以前どれくらいだったか思い出せない&記録をつけるのが面倒
と言うことで Withings Smart Body Analyzer WS-50 を購入してみました
とは言っても実際主に使うのは妻なんですが、せっかく買ったのでどんな感じか書いてみようと思います

box unbox

まず無線を使用してデータを外部に記録してくれる体重計には主にBluetoothとWiFiの2種類があるみたいです
それ以外にFelicaを使用するものもあるようでした
Bluetooth対応のものは一度スマホのアプリへデータを送信し、アプリがサーバへデータを送信する仕組みになっているみたいです
WiFi対応のものはアクセスポイントを介し直接サーバへデータを送信するようです
あまり詳しくは調べていないのですが、おそらくBluetooth対応の機種ではデータを送信する際に
必ずアプリ側の操作が必要なのではないかということが気になりました
それでは何かしらの操作が必要という点では手作業で記録するのと変わらないわけで
あまりメリットがないかなと感じたためWiFi対応の機種を購入することに決めました

とかそんなことをいろいろ考えてWS-50を購入してみて良かったと思った点は

  • 体重計に乗るだけで電源がONになり計測開始
  • 前回体重を元に乗っている人を自動判別
  • 計測が終わると自動でデータをアップロード
  • 勝手に電源OFF

といったところです
個別に見るとそれほどすごい機能でもないし、おそらく他の体重計でも実現できていると思うのですが
なにがいいかというと、とりあえずなにも考えずに乗って画面が消えたら降りればいい、というところ
僕が体重を計るのは朝か夜の風呂から出たあとなのですが、風呂から出た時は眼鏡を掛けていません
結構目が悪いので立った状態で体重計に乗ると表示が見えないんです
なので今まではなんとなくタイミングを見計らって体重計から降りて確認していました
今では画面が消えたら降りて、あとでスマホで確認すればOKです、非常にスマートだと思います

他社も似たようなWiFi機能付き体重計を出しているのですがその中でなぜこの機種を選んだかというと
計測したデータの預りが無料だった点、あとCSVでのエクスポートもできるみたいです
正直、半年以上は有料とか、機能制限があって全ての機能を使うには課金とか、ちょっとそれは嫌だなと思いました…

そんな感じでこの体重計には概ね満足だったのですが、いくつか気になる点もあったのであげておきます

  • 付属の説明書が役に立たない ...
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2015年ですね

2015年になってもう1ヶ月経ちますね、みなさまいかがお過ごしでしょうか

私は年明け自分の実家や妻の実家へ行ったりで慌ただしい感じでした
そしてそのまま初仕事の日を迎えたわけですが、体調が整わないままずるずるときてしまいました
だましだまし出勤はしていたのですがちょいちょい体調不良を繰り返していて
最終的に1月末には寝こむくらいの結構大変な風邪をひいてしまいました
気がついたら3Kgも痩せてしまいましたが今では一応復活しています

さて、一応新年の一発目なので、今年どんなことをしたいかとか
もう1ヶ月経っているので最近はじめたことを書こうかと思います

最近会社で筋トレをするグループができていて、誘われたので同僚と毎日2回、簡単な運動をしています
毎年言っているような気がしますが、今年はもっと体力をつけたいですね、あと英会話の勉強

去年はArduino等、電子工作に手を出した年だった気がします
学生時代に勉強したオームの法則とかも懐かしいし、色々新しく知ることも多くて面白いですね
今年も引き続きなにかできたらいいなと思っています

あと今年に入ってからは木工にも手を出しています
これからなにか記事にしてまとめようと思ってはいるのですがまだできていません
木工も電子工作とは似ているけれどまた違う楽しみがありますね

あとは本業のソフトウェア
これはまぁ引き続きという感じで今まで作ったものの改善とか
途中のままになっているものを完成させるとか
なにかお金がかからなくて面白そうなことがあればやりたいです

大雑把にまとめるとこんな感じで、 今のところ考えている具体的なことは

  • 運動をする → とりあえず現状でOK?
  • 英会話の勉強をする → 英会話教室に通う?
  • 電子工作関係
    • 去年作った 赤外線リモコンのサンプル をきちんとしたものに仕上げたい
      • リモコン以外に温度、湿度、照度等のセンサも試したい
      • ケースに入れる
      • PCから送信する赤外線の信号を入力できるようにする
      • 外部から操作できるようにインターフェイスを用意する
    • USB機器を複数マシンで切り替えて使える切替器の作成 → 作業中
    • この時計 がいいなと思ったので似たようなものを作りたい ...
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新しいサーバ用マシン買いました

実はもう1ヶ月くらい前の話なんだけれど、安定して動作しているので記事にしてみる
今までの環境はHPのMicroServer1台で

  • 録画
  • NFS、Sambaでのファイル共有
  • PPPoEで有線のルータ
  • 無線のアクセスポイント

等のサービスを提供していた
騒音の面もあってこのマシンはリビングから遠くに位置していて、リビングからは無線の電波がいまいちな状態になっていた
遅いだけなら我慢もできたんだけれど、位置によっては切断されたりもするのでアクセスポイントの位置をリビングに移動したかった
ただMicroServerはそれなりにHDDの音がするので移動するわけにはいかず…
普通の無線ルータを購入してもよかったのだけれどいろいろ考えた末、他の機能もこっちに分離するために自作することにした
購入したのは以下のパーツ

  • GIGABYTE GA-J1900N-D3V 11010円 (10%ポイント)
    Celeron J1900 (4 Core, 4 Thread)、Realtek GbEx2
    ファンレスでNICが2つ付いているのがこれくらいしかなかったので必然的に
  • SanMax SMD-N8GNP-13H-D 9561円
    SO-DIMM DDR3-1333 4GBx2 ELPIDAチップ
  • ANTEC ISK-110 VESA 9590円 (10%ポイント)
    小さくてACアダプタだったので

届いた箱たち
box

仮組みしてMemtest中
memtest

最終的にはこんな感じ
見えないけれど裏側に余ってたSSDが装着されている
assembled

今はテレビ台の中に設置されている ...

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Arduinoをリモコンにしてみる

秋月電子で赤外線の受信モジュールとLEDを購入して学習リモコン的なものを作ってみた
今回使用したのは以下の部品

  • Arduino Uno
  • 赤外線リモコン受信モジュール GP1UXC41QS x1 1個50円
  • 5mm赤外線LED OSI5LA5113A x3 10個100円
  • タクトスイッチ DTS-6 x1 1個10円
  • プルダウン用の抵抗1KΩ x1

それぞれを以下のように接続した

Arduino 部品
2 GP1UXC41QSのVout
GND GP1UXC41QSのGND
5V GP1UXC41QSのVcc
5V タクトスイッチの2番
3 タクトスイッチの4番 (プルダウン抵抗をつける)
4 OSI5LA5113A x3 の+
GND OSI5LA5113A x3 の-

GP1UXC41QSのデータシートの 6. 製品の実装について の項に CRフィルターを実装してください とあるけれど
お試しなので今回は省略して回路を組んだ
手元の環境では特に問題は起きていないけれど誤動作する可能性があるので注意

実際に接続するとこのようになる

image

ソースコードは ...

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